6日、マカオ。日本Sバンタム級2位石本康隆(帝拳)選手は、WBOインターナショナルSバンタム級王座を賭けて、元WBO世界Sバンタム級王者で、現在同級1位にランクされるウィルフレッド・バスケスJr(プエルトリコ)に挑んだ。
計量時にはあったひげをそり落としてリングに登場のバスケスJrは、自信満々といったところ。
石本選手のボクシング・スタイルは、元王者と噛み合うと見ていたが・・・。
強打のバスケスJrを相手に、石本選手は強気で応戦。
前半戦は一進一退の攻防が続く。
そして迎えた第8ラウンド。
必死の反撃を見せるバスケスJrに、石本選手も得意の粘りで一歩も引かずに応戦。
試合は規定の10ラウンドを終了。
発表されたオフィシャルのスコアは、96-93、95-94、95-95の2-0で石本選手。
世界1位を破る殊勲の星をあげた。
31歳の新WBOインターナショナルSバンタム級王者は、22勝(5KO)6敗。
現在のWBOランキングは1位バスケスJr、2位ビック・ダルチニャン(豪)、3位下田昭文(帝拳)選手。
3位の同僚下田選手が、昨日の後楽園ホールでロリ・ガスカ(比)と引き分けているだけに、次回発表WBOランキングでどこに入ってくるのか、大いに楽しみ。
素晴らしい勝利でした、おめでとうございます。
無敗のポール・フレミング(豪)と対戦した吉田龍生(本田フィットネス)選手は、4回1分7秒、パンチによる左目のカットが原因で無念のTKO負け。
25歳のフレミングは、18戦全勝(13KO)無敗。
3連敗となった吉田選手は、22勝(10KO)6敗。
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