WBA世界バンタム級休養王者亀田興毅(亀田)選手の復帰戦は、同級暫定王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)との王座統一戦。5度目の防衛戦にして初めて指名試合を迎える事になった。試合は12月4日、大阪ボディメーカー・コロシアム(大阪府立体育館)で行われる。
ルイスは31勝(28KO)1敗と戦績こそ立派だが、作られた無意味な暫定王者であり、「別に強い相手とも思わん」(興毅選手)の言葉に異論はない。
しかし、178センチの長身、待ちのボクシング・スタイルのルイスに合わせてしまっては、試合は盛り上がらない。ここは出入りの速いボクシングで、ルイスを翻弄してほしいところ。積極的ボクシングに期待。
ルイス。
さて、王座統一戦のひと月前、11月3日(日本時間4日)ウルグアイでは同級2位ロベルト・バスケス(パナマ)と、3位ジョン・マーク・アポリナリオ(比)の12回戦が予定されており、これが前倒しの新暫定王者決定戦になることは間違いない。
また、11月10日には同級スーパー王者アンセルモ・モレノ(パナマ)が1階級上のWBC世界Sバンタム級王者アブナー・マレス(メキシコ)に挑戦する。
もしもモレノが勝った場合、空席となるスーパー王座の行方も気になります。
なんにしても、同一団体のひとつの階級に3人の世界チャンピオンを認定していることには無理があります。この辺でスッキリさせてほしいものですよね。(;^_^A
応援、深く感謝です!→ 【TOP】