高校生時代4つのタイトルを獲得。その後、日本中央競馬会(JRA)の競馬学校に入学。騎手を目指していたが、ボクシングへの思いを断ち切れず中退。大橋ジムからプロ入りしていた 原 隆二選手が、13戦目で初の日本タイトル戦に挑んだ。
日本ミニマム級王座決定戦。2日、後楽園ホール。赤コーナー同級1位原選手は12戦全勝(10KO)の22歳。
関西からやって来た同級2位堀川謙一(SFマキ)選手。32歳、キャリア13年目のプロたたき上げは、タイトル獲得への並々ならぬ執念を感じさせる。23勝(4KO)10敗1分。
試合開始。
立ち上がりから、原選手がスピーディーなパンチを繰り出し早い攻撃。
堀川選手はディフェンスに忙しく、なかなか手が出ない。
第5ラウンド。堀川選手はようやく反撃に移るも、原選手に上手く交わされる。
しかし、7回に入ると快調に飛ばしていた原選手に疲労の色が。
第8ラウンド終了。
一進一退の攻防戦は、やや堀川選手が有利という流れになって来た。
試合をリードする原選手も冷静にコーナーの指示を聞く。
怒涛の反撃を見せる堀川選手。
ラストラウンドは原選手をダウン寸前まで追い込んだ。
試合終了。スコアは、97-94、96-94、97-95の3-0。
原選手が前半の貯金を守り、初の日本タイトルを獲得。
「1発もらってカッカして、スタミナも切れてしまった。内容は全然ダメ」
「精神面を鍛え、遠回りを無駄にせず、最終目標の世界を目指したい」
今後はタイトルを守りながら、世界のチャンスを伺っていくことになる。
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