6日(日本時間7日)米カリフォルニア州サクラメント。メモリアル・オーデトリアムのリングに上がった元2階級制覇王者で、WBC世界ライト級3位にランクされるホルへ・リナレス(帝拳)選手は、エクトール・ベラスケス(メキシコ)と対戦。
現在2連敗中のリナレス選手と、ここ4年間は相手選ばず2勝6敗1分という厳しいマッチメークが続く、歴戦の雄ベラスケス。
試合は前に出るベラスケスを、アウトボクシングで交わしたリナレス選手が判定勝ち。
スコアは100-89、98-91、97-91の3-0。
しかし、スコア以上に前に出るベラスケスの抵抗に苦しんだ印象も残った。WBC世界ライト級王者アントニオ・デマルコ(メキシコ)への雪辱を期している。
メインに登場したWBC世界Sライト級6位亀海喜寛(帝拳)選手は、ホルヘ・シルバ(メキシコ)と対戦。
前半から主導権を握った亀海選手は、強いボディブローで20歳のシルバを弱らせる。しかし第6ラウンド終盤、出て行ったところに左カウンターを合わせられると、ダウン寸前の大ピンチ。
その後は亀海選手が立て直し、下がるシルバを追いかけ試合終了。
亀海選手優勢かと思われたが、判定は95-95、95-95、96-94で引き分け。
デビュー以来21連勝を続けていた亀海選手は、初の引き分けとなった。シルバは19勝(15KO)2敗2分。
「実力不足です。不用意なパンチをもらった。もっと守りを磨かないといけない」
試合の模様は、8日午後9時からWOWOWライブで放映されます。
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