WBC最新ランキング、2012年10月。最優秀選手はミドル級王者セルヒオ・マルチネス(亜)。マルチネスに敗れた後の検査でマリファナ陽性反応が出た前王者フリオ・セサール・チャべスjr(メキシコ)はノーランク。優秀選手はSウェルター級王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)。
藤本京太郎(角海老宝石)選手が日本人として史上初のランキング入りを果たした。9月19日、WBC世界ヘビー級15位チャウンシー・ウェリバー(米)に大差の判定勝ちを収めていた藤本選手は、K-1王者から国際式へ転向し5戦目の快挙。今後が期待される。
藤本選手。
フェザー級。ダニエル・ポンセ・デレオン(メキシコ)に敗れ王座転落した前王者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)は6位に転落。1位チョラタン・ピリャピニョ(タイ)は、11月9日シンガポールでWBA同級スーパー王者クリス・ジョン(インドネシア)挑戦が決まっている。
2位につけチャンスを伺う長谷川穂積(真正)選手の動向が気になりますね。日本王者天笠 尚 (山上)選手は13位。OPBF王者大沢宏晋(大星)選手が14位にカムバック。
Sバンタム級。再起戦勝利したビック・ダルチニヤン(豪)が4位進出。IBO同級世界王座を獲得したサーシャ・バクティン(日本→ロシア)選手は3位。2位ラファエル・マルケス(メキシコ)は、10月27日、保持する同級シルバー王座を賭けてクリスチャン・ミハレス(メキシコ)と対戦する。
Sフライ級。14位ペッチバンボーン・ソー・タナピョ(タイ)を破った河野公平(ワタナベ)選手は16位。ランク入りしたWBA王座挑戦の噂もある。2位にランクされる前王者スリヤン・ソールンビサイ(タイ)は、2日WBC傘下のABCOバンタム級王座を獲得。階級アップしている。
3位にはオーレドン・シッサマーチャイ(タイ)。虎視眈々と2階級制覇を狙う元ミニマム級王者は、保持するシルバー王座を賭けて11月12日、日本Sフライ級3位久高寛之(仲里ATSUMI)選手の挑戦を受ける。
久高選手。右は仲里会長。
「強気ですねェ。いや、だけど凄いです。素晴らしい!」
「久高君、キャリア積んでるからわからないよ。仲里会長も一生懸命だからね。可能性あるよ」
大竹マネジャーからお話しを聞いて驚きました。しかし、たくましいマッチメーク。頑張ってほしいと思います。
他、日本関係ではフライ級13位に向井寛史(六島)選手が再ランクを果たしている。
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