中国の”黄金の拳”、ゾウ・シミン(中国)はWBO世界フライ級王座決定戦で、同級3位クワンピチット・”ミニ・パックマン”・ワンソンチャイジム(タイ)を12回判定に破り、念願の世界王座を獲得。次なるターゲットに、WBC世界スーパーフライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)をあげている。5日(日本時間6日)、米・ラスベガス。
第2ラウンド、先制のダウンを奪ったゾウは、得意のアウトボクシングでミニパックマンの強打を外し、リードを広げた。
120-107、120-107、119-108。試合はゾウが一方的な判定勝利を収めた。
新王者はロマゴンとの対戦を希望。しかし、V1戦は同級1位ドニー・ニエテス(比)を相手にしなければならない。ゾウに取っては、どちらも厳しい相手と見られるが、ボブ・アラムはどんな手を打ってくるのか。
今後のビジネスに注目。