WBO世界ウェルター級タイトルマッチ。王者ジェシー・バルガス(米)に、元6階級制覇王者で同級1位のマニー・パッキャオ(比)が挑んだ一戦は、パッキャオが12回判定勝ち。5日(日本時間6日)、米・ラスベガス、トーマス&マックセンター。
身長、リーチで上回るバルガスは待機戦法のカウンター狙い。パッキャオはいつものように上体を揺すって、踏み込んでの左ストレートを狙う。第2ラウンド、バルガスの左ジャブの引きに合わせたパッキャオの左ストレートで王者はダウン。
先手を取ったパッキャオはその後も自慢の左ストレートを打ち込む機会を狙うが、バルガスのカウンターを警戒し、慎重な戦いぶり。バルガスも最後まで自分から仕掛ける事は出来ず、攻勢と手数で上回ったパッキャオの手があがった。
スコアは118-109、118-109、114-113。しかし、1ポイント差の試合ではなかったように感じました。