元3階級制覇王者ユリオルキス・ガンボア(キューバ)は、、11月25日(日本時間26日)に米・ニューヨーク開催されるHBOファイトで、元WBA世界スーパーフェザー級王者ジェイソン・ソーサ(米)と対戦。急遽、代打出場が決まったガンボアにとっては、「この試合は彼の生き残りを賭けたラストチャンスになる」(G・B・P、エリック・ゴメス社長)という事になる。
27勝(17KO)2敗。12月に36歳の誕生日を迎えるガンボアのキャリアのスピードが鈍ったのは、2012年4月に対戦が決まっていたブランドン・リオス(米)戦を、「75万ドルのファイトマネーは安すぎる」という待遇面での不満を訴え出場拒否。既に7万ドルのアドバンスを受け取っていた為に、訴訟沙汰となったのが発端。
その後もよい話はたくさんあったが、どれも利用されようとしただけの結果に終わり、試合枯れが続いた。そして、今年に入りようやくゴールデン・ボーイ・プロモーションとの契約が決まり、再び世界の頂点に立つつもりでいたが、5月のロビンソン・カステリャノス(メキシコ)戦で2度のダウンを喫し、7回であっさり棄権。8月の再起戦も2-0判定での勝利と、強かったガンボアは戻っていない。
ソーサvsガンボア戦の勝者は、G・B・Pが持つオプションでWBA世界スーパーフェザー級王者アルベルト・マチャド(プエルトリコ)への挑戦が実現するものと見られている。果たしてガンボアは生き残ることが出来るのか。気になる一戦です。
★ミニグローブ 【ペアセット】 【キーホルダー】 【ミニヘビーバッグ・キーホルダー】