WBO世界Sバンタム級、WBA世界同級スーパー王座を保持するギジェルモ・リゴンドー(キューバ)が、HBOのメインを張った興行(7日・アトランティックシティ)の視聴率が発表されたが、強い王者が歴史的大敗を喫する結果となった。
視聴率はHBOが17年間に渡り放映する『ボクシングアフターダーク』のメインカードとしては、過去最低となる55万人(平均51.8万人)。
同じプログラムで行われたノンタイトル10回戦、ジェームス・カークランド(米)vsグレン・タピア(米)戦が72万人を記録しており、ボブ・アラムの働きかけにより実現したリゴンドーのHBOメイン放映だったが、散々の結果になってしまった。
「つまらないから強い」。五輪2連覇からプロ入りしたリゴンドーは、ノニト・ドネア(比)に勝って実力を証明。
先のジョセフ・アグベコ(ガーナ)戦では、いつになく手数も多く、積極的に攻めたが、決してフィニッシュは狙わず、激しい「ブーイング」の中で試合は終了。
ドネア戦での戦いぶり、そしてアグベコ戦。一般大衆は、次回も実力者リゴンドーに厳しい裁定を下しそう。果たして、どのような路線を歩むことになるのか注目したい。
応援、深く感謝です!→