1年半のブランクを作っている間に、WBA世界Lヘビー級のスーパー王者に昇格したベイブト・シュメノフ(カザフスタン)が、14日(米・サンアントニオ)、ゴールデン・ボーイ・プロモーションの興行に登場。
挑戦者にタマス・コバチ(スロバキア)を迎え、シュメノフは通算5度目のWBA王座防衛戦に挑んだ。
36歳の挑戦者はメジャータイトル初挑戦。これまで23戦全勝(14KO)無敗の戦歴を残すコバチは、大いにやる気を見せていた。
コバチも強気で応戦したが、これは裏目。
初回。早くもシュメノフの左でコバチはダウン。
立ち上がったコバチは、まだ強気を崩さない。
しかし、第2ラウンドにもダウンを追加されたコバチは次第に苦しくなっていく。そして迎えた第3ラウンド。
シュメノフの強烈な右を喰らったコバチは、この試合3度目のダウン。
キャンバスへ崩れ落ちた挑戦者を見たラファエル・ラモス(米)主審は、すかさず試合をストップ。
シュメノフが3回2分55秒TKOで王座防衛に成功した。WBAベルトを持つのはメンドーサJr副会長の秘書の一人でもある、フリオ・タイム立会人。
戦績を14勝(9KO)1敗としたシュメノフは、G・B・Pと契約し、さらなるチャンスを求めている。
今後は、このクラスも面白くなってきそう。
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