元6階級制覇王者マニー・パッキャオ(比)が、24日、マカオ・ベネチアンリゾート・コタイ・アリーナのリングに登場。1万8千人の大観衆が、”世界の英雄”パッキャオの再起戦を見守った。
対戦相手は元ライト級王者ブランドン・リオス(米)。エネルギッシュなしつこい攻撃と、タフネスを併せ持つ27歳。
いよいよ試合開始ゴング。マルケス戦の痛烈なKO負けから11ヶ月。パッキャオは果たしてどんなボクシングを見せるのだろうか。
予想に反してリオスは出てこない。ガードをしっかり固め、パッキャオの打ち終わりを狙う作戦。
ロープに押し込まれる場面もあったパッキャオだが、ダメージングブローはもらわない。
ハンドスピード、パンチの種類で勝るパッキャオが試合を支配していく。
リオスが攻勢に出るが、パッキャオはサイドへの動きで交わす。
リオスはガードを固める場面が長くなる。
パッキャオの右アッパーがリオスのガードを突き破った。
しつこい攻撃が売りのリオスだが、この日はせいぜい2発止まりで、精度もいまひとつ。
第6ラウンド。パッキャオは多彩な左をリオスに打ち込んだ。
リオスは左目上をカット。次第にダメージが蓄積されてきた。試合の流れは完全にパッキャオ。果たしてリオスの反撃は・・・。 =後半戦へ続く・パッキャオvsリオス 18億円の勝利!=