1月11日後楽園ホールのセミファイナルは、協栄ジムからワタナベジムへ移籍した元日本ウェルター級王者(現8位)加藤壮次郎選手が登場。同級6位の出田裕一(ヨネクラ)選手との8回戦に挑んだ。34歳の元王者は、現在2連敗中で再起を賭ける。
一方の出田選手も、デビューから12連勝を飾ったものの、その後は1勝4敗と壁に突き当たっている。やはり再起戦である。
加藤選手得意の変則スタイルからの攻撃に、出田選手はやりずらそう。
両選手、密着しての乱打戦。
激しく頭がぶつかり合うのも度々。
第6ラウンド開始早々、加藤選手はカットした右目上のドクターチェックを受ける。
ここは試合続行。
しかし、すぐに2度目のドクターチェック。
そして今度は続行が許されず、試合は負傷判定に持ち込まれた。
オフィシャルのスコアは、58-58、58-57(出田)、59-56(加藤)の三者三様で引分け。
しかし会場からは、「加藤選手のクリーンヒットがやや上回っていたのでは」との声も聞かれた。
加藤選手は、25勝(12KO)11敗4分。出田選手は13勝(7KO)4敗1分となった。
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