JBC国内初公認となるIBF(国際ボクシング連盟)世界Sフライ級王座決定戦12回戦は3日、高松市のサンメッセ香川で開催された。2階級制覇と史上初の”3兄弟同時世界王者”の宿願達成を背負う亀田大毅(亀田)選手と、元同級王者ロドリゴ・ゲレーロ(メキシコ)の激突。
まずは青コーナー側からゲレーロが入場。25歳。これまで、19勝(12KO)4敗1分。この中にはSフライ級王者時代のビック・ダルチニャン(豪)に挑戦し、判定負けした星も含まれる。
三代目”J Soul Brothers”の今市隆二氏が、君が代を独唱。
大毅選手は、和毅、興毅の現役世界王者に挟まれ国歌を聞いた。亀田家の宿願達成へ、気合が入る。
右は森田健JBC事務局長。ベルトを持つのは、IBF選手権委員長で今回の立会人、リンジー・タッカー氏。その隣はダリル・ピープルズIBF会長。左端は亀田家のアドバイザーを務めるリカルド・リゾ(ニカラグア・米在住)。この人の力によって、亀田家のチャンスは大きく広がった。
ゲレーロ。減量失敗の影響は果たしてどう出るのか?
「演歌の職人」を目指している小川ゆうじ リングアナの本業は、「ナニワプロモーション」所属のムード歌謡歌手。
TBS放送席解説はお馴染みの鬼塚勝也、佐藤 修 の両元世界王者。そしてタレントで、TBSボクシング番組のレポーターを務める小島瑠璃子さん。
ジェラルド・ホワイト(米・ミシガン州)主審の注意を聞き、いよいよ試合開始。
立ち上がり、足を使い距離を取り、フリッカー気味に左リードを伸ばした大毅選手が距離を支配。ゲレーロ得意の接近戦での連打を封じる動きで、ポイント先取。
大毅選手は2回以降も徹底的に動いて交わし、ゲレーロの打ち終わりを狙う。結果的に地元リングでのこの作戦がポイントを引き寄せることになっていく。
第3ラウンド終了。落ち着いてコーナーのアドバイスを聞く大毅選手。
自分の展開に持ち込めていないゲレーロは何を思う。
サウスポースタイルで徐々に圧力を増したゲレーロ。接近してのボディ連打はしつこく、パンチは重そうだ。
ホワイト主審はローブローで大毅選手から減点1。
これはちょっと厳しいか。
大毅選手は6回も距離を取り、元王者の攻撃を喰い止めた。
前半戦、果たしてポイントはどちらに有利に? 後半戦→兄弟3人同時世界王者! 大毅vsゲレーロ IBF世界Sフライ級戦
応援、深く感謝です!→ 【TOP】