亀田大毅(亀田)vsロドリゴ・ゲレーロ(メキシコ)のIBF世界Sフライ級戦は第7ラウンドへ突入。メキシカンのプレスは強まり、得意の連打を振り回して行く。 →第6ラウンドまで、亀田大毅”亀田家の夢”vsゲレーロ IBF世界Sフライ級戦 。
王座返り咲きへ執念を見せるゲレーロの反撃。
連打にさらされる場面も増えてきた大毅選手だが、それでもよく動いた。
9回はゲレーロのラウンド。動きが落ちた大毅選手を連打が襲う。メキシカンがペースを握ったか?。
そこへ大毅選手の右がカウンターでヒット。
だが、11ラウンド。ホワイト主審はまたもや大毅選手からローブローによる減点を取る。
観客席のチーム亀田は悲痛な表情。リングサイドでは、リカルド・リゾ氏がIBF役員席に抗議。
試合はいよいよ最終ラウンド。
最後の力を振り絞って両選手は打ち合った。
勝利者コールは大毅選手。
スコアは117-109、114-110、114-112の3-0。
敗者ゲレーロは、「自分の方が少し上だと思った」と不満を表した。そして、「次は本来のバンタム級で興毅とやりたい」。
左はゲレロを擁するザンファー・プロモーション(フェルナンド・ベルトラン代表)の米国人マッチメイカー、ショーン・ギボンズ。
喜びのチーム亀田。
試合後、新チャンピオンは得意のノドを披露。
「ようやった!」。強いプレッシャーにも打ち勝った大毅選手は父史郎氏に肩車されて退場。
世界ボクシング史上初の、『3兄弟同時世界チャンピオン』という快挙達成。これは素直に凄いことだと思います。
長兄であり、亀田プロモーション社長を務める興毅選手は、「これが3人のスタートライン。これからもっと頑張る」。
史郎氏は、「これがステップ。練習して、強い選手とビッグマッチをして、勝っていくしかない」。
今後に注目。
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