WBC世界Lフライ級タイトルマッチは、王者アドリアン・エルナンデス(メキシコ)が初回ダウンを喫する波乱のスタート。第2ラウンドは王者が維持の逆襲で挑戦者にダメージを与えた。試合は第3ラウンドに突入。 前記事 → 角谷vsエルナンデス 初回ダウン! WBC世界Lフライ級戦
打撃戦得意のエルナンデスは前に出る。
しかし、挑戦者も負けずに応戦。クリーンヒットも奪う。
だが、一発の威力で上回るのはやっぱりチャンピオン。
3回はジャッジの見方が分かれた。2者が王者で、残る一人は挑戦者のラウンド。
そして迎えた第4ラウンド。王者はゴングと共にラッシュ。
カウント8。立ち上がった挑戦者だが、これは効いている。
再開後、追撃の王者は右で再度挑戦者からダウンを奪う。
ここもよく立ち上がり頑張りを示した挑戦者だが、ダメージは明らか。
再開後、再び王者のパンチにさらされた角谷選手はキャンバスへ膝を折る。
TKOタイム4回1分12秒。
観衆から万雷の拍手を送られた敗者。
スコアカードの第4ラウンドには、10-6と記されている。(実際10-6というスコアはなく、この場合はTKOになる)
左端は、ボブ・イエレンWBC立会人(米)。
エルナンデスの右は、プロモーターのサルバドール・ブリマン。
敗軍の将・金沢会長は、「今思うと1回が勝負やった」。
善戦の愛弟子に再びチャンスを作ることを約束した。
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