米国進出3戦目となった、WBA世界ミドル級王者ゲンナジー・“GGG”・ゴロフキン(ガザフスタン)8度目の王座防衛戦のファイトマネーは35万ドル(約3500万円)。挑戦者マシュー・マックリン(英)が30万ドル(約3千万円)を得ており、米国リング売り出しの厳しさを知る数字となっている。
6月29日(日本時間30日)。米コネチカット州・フォックスウッズ・リゾート&カジノで行なわれた試合は、ゴロフキンがファイトマネーが変わらないのに怒ったような?圧倒的強さを見せ3回KOで勝利。
ゴロフキンの報酬は米国進出第2戦目となったガブリエル・ロサド(米)戦(13年1月)と同じ35万ドル。ロサドは15万ドル(約1500万円)。
だが、マックリン戦のHBO視聴率はロサド戦(7回TKO)の81万人を上回る110万人で、番組全体の平均は91万人を記録。数字は上向きである。
とにかく、セルヒオ・マルチネス(亜)との激闘で名を売ったマックリンを軽く一蹴したことで、ミドル級頂上決戦実現への期待は大きく高まる。
そして、マルチネス戦、フリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)戦が実現した時、ゴロフキンの知名度は一気に上がるだろう。
ゴロフキンのアメリカン・ドリームへの挑戦。
今後も見守りたいと思います。
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