エイドリアン・ブローナー（米）が、ＷＢＡ世界ウェルター級王者ポール・マリナージ（米）を１２回判定に降し、３階級制覇を成し遂げた試合（６月２２日・日本時間２３日）のＴＶ視聴率が、”Showtime”ボクシング歴代２位を記録した。
視聴率は番組全体の平均が８９万人。ピーク時は１３０万人を記録。会場となったニューヨーク・ブルックリン・バークレイズセンターの入場者数は９８２７人で、入場料収入は８５万４８２０ドル（約８６５０万円）。
ファイトマネーは挑戦者ブローナーが１５０万ドル（約１億５千万円）で、王者マリナージの１１２万５千ドル（約１億１３００万円）を上回った。
同じ会場で行なわれたＷＢＣ世界Ｓミドル級王座決定戦に出場した１位サキオ・ビカ（豪）は１２万５千ドル（約１２６０万円）。３位マルコ・アントニオ・ぺリバン（メキシコ）が５万ドル（約５００万円）。
ＷＢＣインターナショナル・ヘビー級タイトルマッチ。王者ジョナサン・バンクス（米）は１８万ドル（約１８００万円）。挑戦者セス・ミッチェル（米）が１０万ドル（約１千万円）となっている。
今月２４歳の誕生日を迎える若き３階級制覇王者ブローナーには、アミア・カーン（英）、ビクトル・オルチス（米）、デボン・アレキサンダー（米）、ロバート・ゲレーロ（米）、マルコス・レネ・マイダナ（亜）らが刺客として控えている。
とりあえず数字では評価を上げて見せたブローナーだが、このクラスでファンが納得する強い勝ち方を見せねば、さらなるビッグな報酬は望めまい。
次戦に注目ですね。
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