22日(日本時間23日)、ニューヨーク・ブルックリン・バークレイズセンターで行われたWBA世界ウェルター級タイトルマッチは、挑戦者のWBC世界ライト級王者エイドリアン・ブローナー(米)が、チャンピオンのポール・マリナージ(米)を2-1の判定で下し新王者。3階級制覇を達成した。
スコアは115-112、117-109、112-115。ジャッジの一人はマリナージの手数を支持。27勝(22KO)無敗と連勝記録をのばしたブローナーだが、11-1という賭け率ほどの圧勝とはならなかった。
同じリングで行なわれたWBCインターナショナル・ヘビー級タイトルマッチは、挑戦者セス・ミッチェル(米)が王者ジョナサン・バンクス(米)を12回判定で破り、ダイレクトリマッチを制した。スコアは114-112、117-109、115-112の3-0。
ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)のトレーナーを務めるバンクスは、第2ラウンドに奪われたダウンが痛かった。
空位のWBC世界Sミドル級王座決定戦は、日本のリングにも登場したことがあるサキオ・ビカ(豪)が、マルコ・アントニオ・ぺリバン(メキシコ)を2-0の判定で破り新王者。スコアは115-113、116-112、114-114。
アルゼンチン・メンドサで行なわれたWBA世界フライ級戦は、王者ファン・カルロス・レベコ(亜)が、挑戦者ウリセス・ララ(メキシコ)を問題とせず、8回2分52秒TKO。勝ったレベコは31勝(17KO)1敗。敗れたララは12勝(7KO)14敗2分。
メキシコ・イスタパでは、元3階級制覇王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)が7ヶ月ぶりにリングに登場。無名のハデレス・パドヴァ(比)を3回1分12秒でKO。50勝目(38KO・4敗2分)を飾っている。
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