22日(日本時間23日)、ニューヨーク・ブルックリン・バークレイズセンター。WBA世界ウェルター級タイトルマッチ。まずは挑戦者のWBC世界ライト級王者エイドリアン・ブローナー(米)が入場。23歳のブローナーが勝てばは3階級制覇達成となる。
続いて王者ポール・マリナージ(米)が入場。地元出身の”マジックマン”は、派手なパフォーマンスのないファイトスタイル以上に人気がある。
オスカー・デラホーヤ(中央)、ヒルベルト・メンドーサJr.WBA立会人(左)、メルビナ・レイサンニューヨーク州コミッション代表(右の女性)。
Showtimeは、ジミー・レノンJrがリングアナウンサーを務める。
試合の立ち上がりを抑えたのはチャンピオン。
パワーでは劣るものの、先手、先手で得意の左を飛ばす。
初回、2回とジャッジ3者は王者にポイントを与えた。
第3ラウンド。挑戦者が出てきた。
ロングレンジからの右、返しの左がマリナージを捕らえる。
初めてブローナーがポイントをゲット。
4回はまたしてもチャンピオンのラウンド。
前に出て来るブローナーに対し、下がりながら早いブローで対抗するマリナージ。手数は多い。
第5ラウンドからジャッジの見方は割れてくる。
手数の王者に対し、前に出る挑戦者はパンチのヒットで上回っている。
第7ラウンド。ブローナーの強烈な右アッパーがマリーナージを捕らえた。
第8ラウンド終了。余裕が伺える挑戦者。
ファンの期待はKOだが・・・。
第10ラウンド。ブローナーの強烈な右がマリナージの顔面を襲う。
しかし、ダウンを奪うまでには至らない。
11回もブローナー攻勢。
最終ラウンドを前にしたチャンピオン。ここまで良く動き、手を出し続けて来た。
マリナージの手数と、攻勢と有効打で上回ったブローナー。
発表されたスコアは、115-112、117-109、112-115の2-1でブローナー。
判定を聞き、憮然とした表情を見せる前チャンピオン。
3階級制覇に成功したブローナー。
早くも次の対戦相手として、アミア・カーン(英)、ビクトル・オルチス(米)、デボン・アレキサンダー(米)、ロバート・ゲレーロ(米)、マルコス・レネ・マイダナ(亜)らの名前があがっている。
新王者はこのクラスでは、まだ試されないといけないようです。
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