2ポンド(約900g)のオーバーウェイトでWBO世界フェザー級王座剥奪と、罰金15万ドル(約1400万円)のペナルティを受けたマイキー・ガルシア(米)。ファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)との試合は快勝したものの、世界中のボクシングファンから厳しい声が浴びせられた。
さすがに勝っても神妙な表情のガルシアは、計量失敗を「試合前にかかった病気のせい」としたが説得力に欠ける。
厳しいサスペンドを求める意見もある中、マイキーには早くも2階級制覇のチャンスが与えられそうで、9月21日(現地時間・以下同)、WBO世界Sフェザー級王者ロッキー・マルチネス(プエルトリコ)への挑戦プランが浮上。
マルチネスはしぶといが、クラスを上げたガルシアが二つ目のベルトを手に入れる可能性は高いだろう。
マルチネス。
前王者となったマイキーの報酬はダウンし、ネームバリューを上げ稼ぎたいマルチネスとの思惑は合致する。
とにかく上手い組み合わせが作られていく海外ボクシング。
WBC世界フェザー級王者アブナー・マレス(メキシコ)の初防衛戦は、元王者ジョニー・ゴンサレズ(メキシコ)が相手。9月14日(早まる可能性もあり)、Showtime PPV。ジョニゴンがサイズの違いを武器に、マレスのラッシングパワーを封じ込めることが出来るか。これも興味深い。
世界戦線へ這い上がってきた元3階級制覇王者シェーン・モズリー(米)は、カムバックを狙う元王者ビクター・オルティス(米)と、この夏にも対戦が予定されている。Showtime。
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