15日(日本時間16日)、テキサス州ダラス。WBO世界フェザー級タイトルマッチ12回戦は、王者マイキー・ガルシア(米)がオーバーウェイトで王座剥奪。挑戦者ファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)が勝てば新王者という変則世界戦。
固い表情の前王者ガルシア。
チャンピオンベルトを持つのは、ラファエル・サントス・ロペスWBO立会人(メキシコ)。
マイケル・バッファーリングアナのコール。
初回、ファンマの左がマイキーのジャブよりも優勢に見えたが、第2ランドに入るとマイキーの左が断続的にヒット。
そして、ワン・ツーでファンマは早くもダウン。
立ち上がったロペスは、得意の左ストレートを振るう。
しかし、ガルシアの左リードが冴える。
互いに左パンチを中心に打ち合う両選手。
前にかがみ込んだファンマの三半規管付近にマイキーの右フックがヒット。
続けて左フックの追い討ちを受けた挑戦者は、後方にはじけ飛ぶようにダウン。
よく立ったファンマだが、ダメージは深刻。
ふらつく挑戦者に、ラファエル・ラモスレフェリーは試合続行を許さなかった。
快勝にも喜びの表情はない前王者マイキー。
トレーナーは実兄のロベルト・ガルシア(元IBF世界Sフェザー級王者)。右は父のエドアルド。
オーバーウェイトのつけは、王座剥奪と15万ドル(約1400万円)の罰金。
今後はSフェザー級へ転向する模様。
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