41歳の元3階級制覇王者シェーン・モズリー(米)が、メキシコ・カンクンのリング(18日・現地時間)でカムバック。世界王座返り咲きを狙う”シュガー”が、果たしてどんなパフォーマンスを見せるのか、大いに注目された。
モズリーは最新WBCランキングでウェルター級11位にノミネートされ、試合直前にWBCウェルター級インターナショナル王座が賭けられることになった。
パブロ・セサール・カノ(メキシコ)はWBC同級16位。WBA世界ウェルター級王者ポール・マリナージ(米)との試合では、オーバーウェイトながら王者を大いに苦しめた。
23歳のメキシカン・ファイターは、タフで我慢強く手数もよく出る。試合は12回戦。モズリーは後半戦のスタミナが心配された。
前半戦は若いカノがポイントをピックアップ。
41歳のシュガーは苦境に立たされる。
しかし、奮起したモズリーはここからポイント挽回。
シャープな右をメキシカンの顎へ打ち込んだ。
第9ラウンド。カノの右をもらったモズリーだが、崩れず応戦。
後半戦をきっちり支配し、スコアは逆転。
ジャッジ3者が115-113で、モズリーは4年4ヶ月ぶりの勝利を飾った。
エイドリアン・ブローナー(米)が、WBC世界ウェルター級王座を獲得した場合。
ビッグマッチを狙うアミア・カーン(英)。
勝利した41歳のモズリーは、若手の踏み台として人気がある。
「もう一度世界王者!」の夢は実現するのだろうか?
モズリーの今後に注目!
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