18日(日本時間19日)、メキシコ・カンクンのリングには、WBC世界Sフェザー級王者三浦隆司(帝拳)選手への指名挑戦を待つ、同級1位セルヒオ・トンプソン(メキシコ)が登場。現在10連続KO中、地元のトンプソンの強打に期待が集まった。
対戦相手は、グスタボ・サンドバル(コロンビア)。13勝(11KO)4敗1分と、KO率では負けていない。
立ち上がり、トンプソンはいつものようにゆっくり前進しながら、左ボディ、右オーバーハンドの強打狙い。
だが、サンドバルも負けじと打ち返し応戦。
4回に入り、トンプソンはサンドバルのコンビネーションにさらされる場面もみられたが、ロープ際の打ち合いで強烈な左フックをヒット。
サンドバルが崩れ落ちるところで、レフェリーはすかさず試合ストップを宣言。
一撃で試合を決めたトンプソンのパワーはさすが。しかし、決して打たせない選手ではないだけに、パンチがある三浦選手との対戦は興味深い。
地元紙”QUEQUI"(ケキ)の経営者でもある、”カンクンのボス”、ペペ・ゴメスプロモーターは、トンプソンのWBC王座挑戦をまくし立てた。
日本、メキシコ。果たしてこの指名試合はどちらでの開催になるのか。
今後の交渉に注目。
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