42歳の元3階級制覇王者シェーン・モズリー(米)が、18日(日本時間19日)、1年ぶりにリング登場。メキシコ・カンクンでホルへ・カノ(メキシコ)と、空位のWBCインターナショナル・ウェルター級王座を争う。
同地で行なわれた前日計量は、モズリー146.8ポンド(66.57キロ)。
ここ4戦は3敗1分。HBOとShowtimeから、それなりの相手とテストマッチをしてからと復帰戦放送を拒否されたモズリーが、どんなパフォーマンスを見せられるのか。
昨年10月のWBA世界ウェルター級王座挑戦では、オーバーウェイトの失態を演じたカノは、146ポンド(66.22キロ)でパス。左はレックス・ウオーカーWBC立会人(米)。
23歳のカノは26勝(20KO)2敗1分。WBA王者ポール・マリナージ(米)戦ではダウンを奪うなど、終始プレッシャーをかけ優勢に試合を展開。一人のジャッジは9ポイント差でカノを支持したものの、残り2人が1点差でマリナージという際どい敗戦だった。
正規ウェートを作った今回はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。カノにとってはスター選手への登竜門となる。
地元出身でWBC世界Sフェザー級1位にランクされるセルジオ・トンプソン(メキシコ)は、ライト級ノンタイトル10回戦に出場。リミットいっぱいの135ポンド(61.23キロ)で計量を終えた。
地元紙”QUEQUI"(ケキ)の経営者でもあるペペ・ゴメスプロモーター。今回はモズレー、カノを擁するゴールデン・ボーイ・プロモーションとの共同プロモート。
対戦相手グスタボ・サンドバル(コロンビア)=13勝(11KO)4敗1分=は133.4ポンド(60.5キロ)。
地元記者によると、トンプソンが明日の試合に勝てば、8月に当地もしくは近隣都市のコスメルかチェトマルで、WBC世界Sフェザー級王者三浦隆司(帝拳)選手へ挑戦の話が進行中とのこと。
ホルへ・リナレス(帝拳)選手に勝ち、すっかり勢いづいたトンプソンは現在10連続KO勝利と波に乗っている。
三浦選手との豪腕対決は楽しみですね。
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