クリスチャン・ミハレス(メキシコ)に際どい判定勝ちを収め、新たなWBC世界Sバンタム級王座に就いたビクトル・テラサス(メキシコ)の初防衛戦は、8月3日(現地時間)、2位ビック・ダルチニャン(豪)が相手。
これは、トップ・ランクのボブ・アラムが発言したもので、試合は同日開催予定のフリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)復帰戦と同じくHBOで放映される。
元2階級制覇王者ダルチニャンは、5月11日(現地時間)、米テキサス州でハビエル・ガジョ(メキシコ)を4回TKOに降し、山中慎介(帝拳)選手の持つWBC世界バンタム級王座挑戦に失敗して以来、再起2連勝。
2年半ぶりのKO勝利を収めた”レイジング・ブル”は、39勝(28KO)5敗1分。
一方で、ゴールデン・ボーイ・プロモーションのリチャード・シェーファーは、IBF世界バンタム級王座を返上。Sバンタム級に転向しWBC同級1位に新ランクされたレオ・サンタクルス(メキシコ)が指名挑戦者だとコメント。
ここでも、トップ・ランク(HBO)vsG・B・P(Shwotime)の激しいビジネス戦争の構図が浮き彫りとなっている。
サンタクルスはティモシー・ブラッドリー(米)、ノニト・ドネア(比)、マイキー・ガルシア(米)らをマネージメントする、キャメロン・ダンキン氏と袂を分かち、米リングの影の実力者アル・ヘイモン傘下に活動の場を移している。
サウル・アルバレス(メキシコ)擁するカネロ・プロモーションから離れ、世界王座獲得までのプロセスを歩んだテラサスは、現在11連勝中で37勝(21KO)2敗1分。2011年11月、フェルナンド・モンティエル(メキシコ)に勝って注目された。
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