WBA世界Sフェザー級チャンピオン内山高志(ワタナベ)選手は、今度が7度目の防衛戦。一つの負傷引き分けを除き全てがKO防衛。”KOダイナマイト”は、気合十分でリングに登場。(6日、東京・大田区総合体育館)。
今日のリングアナウンサーは、JBC須藤尚紀氏。
日本にもお馴染みの元フライ級王者ロレンソ・パーラの実弟は、今日まで20勝(10KO)1分無敗。
放送席にはWBC世界同級王者三浦隆志(帝拳)選手と、元王者の西岡利晃氏、川嶋勝重氏が座った。
自信の表情で試合開始ゴングを待つチャンピオン。
技巧派の挑戦者は遠い距離から左を伸ばす。
落ち着いた表情のチャンピオン。立ち上がりの2ラウンドでポイントを先制した。
だが、第3ラウンドはパーラも反撃。
4回。内山選手の左で思わずバランスを崩すパーラ。
試合前の自信の言葉とはうらはらに、パーラ陣営は苦しい戦いとなった。
上から下へ返した強烈な左ボディ一撃。
挑戦者はもんどりうってキャンバスへ倒れこんだ。
パーラはリング上で悶絶。
KOタイム5回2分15秒。
「スパーリングで当たれば95%は倒せる」という自慢のボディブロー。すばらしいフィニッシュブローだった。
3回にパーラにポイントを与えたジャッジがいた他は、問題なしの内山選手の圧勝。
すっかり貫禄が身についた王者。
内山選手はテレビ解説席にいたWBC同級王者三浦選手に、「今後、チャンスがあればよろしくお願いします」と、王座統一戦への希望も披露。
渡辺均会長は「強くなって日本記録のV13を目指してほしい」と、愛弟子にエールを送った。
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