WBAは3月度の最新世界ランキングを発表。月間MVPにミドル級正規王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)。優秀選手にLフライ級暫定王者アルベルト・ローゼル(ペルー)が選ばれた。
石田順裕(グリーンツダ)選手を3回KOに破り、7度目の王座防衛に成功したゴロフキンは、6月29日(現地時間)、ニューヨークで同級11位マシュー・マックリン(英)相手にV8戦を行うことが決まっている。
昨年、WBC同級王者セルヒオ・マルチネス(亜)とダウン応酬の激闘を演じ、WBCでは同級2位にランクされるマックリンとの対戦は、先を見据えてのマッチメークだろう。楽しみです。
OPBF東洋・太平洋Sバンタム級の新王者和氣慎吾(古口)選手が、Sバンタム級11位にランクイン。
このクラスのWBA正規王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)は、13日(現地時間)にWBO同級王者ノニト・ドネア(比)と対戦。WBAではスーパー王座戦となるため、新たな正規王者擁立必死で、このクラスは忙しくなる。
暫定王者スコット・クイッグ(英)は、まだ次戦未定。ランキングは2位ヨアンドリス・サリナス(キューバ)、3位サーシャ・バクティン(日本→ロシア)、4位下田昭文(帝拳)、5位菊地永太(真正)と続いている。
その他、日本関係で主な変動はない。以下は、今後も量産される新しい暫定世界王者情報。
12日(現地時間)にはライト級で3位アンへロ・サンタナ(キューバ)vs4位カルロス・カルデナス(ベネズエラ)=前戦はWBCスーパーフェザー級シルバー王座戦で8回TKO負け=が行われる。場所はラスベガス、プロモーターはドン・キング。Showtime。
26日にはフライ級暫定王座決定戦がタイで予定され、前WBC世界Lフライ級王者でフライ級3位にランクされるコンパヤック・ポープラムック(タイ)が、6位の元暫定王者ジャン・ピエロ・ペレス(ベネズエラ)と対戦する。
スーパー王者の防衛戦もスケジュールが埋まっている。20日(現地時間)のSウェルター級正規王者オースティン・トラウト(米)vsWBC王者サウル・アルバレス(メキシコ)戦もそのひとつ。
だがWBAは、フロイド・メイウェザー(米)をこのクラスのスーパー王者として認定しており、節操のなさが浮き彫りという感じ。
神戸の試合会場で、”悲運の貴公子”村田英次郎氏と少しお話しする機会があった。
「世界チャンピオンはもっと重みのあるものでした。・・・」
身にしみます!(>_<)
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