23日(日本時間24日)米デトロイト。地元の故エマニュエル・スチュワードが設立したクロンクジムの看板を背負う、IBF世界J・ミドル級(Sウェルター級)王者コーネリアス・バンドレッジ(米)が、フロイド・メイウエザー、アル・ヘイモン擁する挑戦者イシェ・スミス(米)を迎えて、3度目の防衛戦に挑んだ。
序盤、バンドレッジは得意の右オーバーハンドに左ロングアッパーを交え試合をリード。
しかし、第4Rあたりから左リードで活路を見出したスミスの前に王者は次第にペースダウン。
スミスは中盤以降、バンドレッジのお株を奪う右オーバーハンドを次々にヒット。
バンドレッジの反撃も寸断される場面が目立ち、試合は挑戦者ペースで進む。
ラストラウンド終了。勝負は判定へ。
挑戦者陣営は勝利を確信し笑顔。
発表されたスコアは、116-111、116-111、113-114でスミス。
デビュー13年目。34歳の新王者“シュガー・シャイ”・スミスは、ラスベガス生まれ。戦績は25勝(11KO)5敗。
判定は割れたが、試合を観戦したマスコミ、専門家は、スミスの明確な勝利を支持する声が圧倒的だった。
地元ファンの前で王座転落となったバンドリッジは、32勝(19KO)5敗となった。
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