ロンドンオリンピック、男子ボクシング・ミドル級で金メダルを獲得した村田諒太選手が、三迫ジムからプロ入り。プロの世界王者を目指すことになった。
いや、驚きました!
1964年の東京五輪でバンタム級金メダルを獲得した桜井孝雄選手も、三迫仁志会長の三迫ジムからプロ転向しており、半世紀の時を経て誕生した2人目の金メダリストも三迫ジム入り。
桜井選手が、ライオネル・ローズ(豪)の世界バンタム級王座に挑戦した試合ではダウンを奪いながらも僅差の判定負け。
「桜井が負けたんじゃない、俺が負けたんだ」と唇をかんだ三迫会長。
金メダリストを世界王者に育て上げるという執念は、今なお健在。その手腕で村田選手をどのように導くのか。大いに注目したい。
昭和31年。世界2位までランキングを上げていた三迫選手は、世界王者パスカル・ペレス(亜)を追い掛け回し、ようやく、年も押し迫った12月23日アルゼンチン出発の準備を整えた。
遠征のスーツケースの中には、日の丸が縫い付けられた真新しいセコンド着も用意されていた。
しかし、出発直前の21日。挑戦白紙の電報がアルゼンチンから届き、三迫選手と野口 進 会長は世界挑戦を断念。失意の三迫選手は、世界王座挑戦の機会を得ぬままに引退。
三迫選手の汗をぬぐう野口会長。
師匠の野口拳・野口 進 会長も、「三迫がやめたら、俺もやめる」と、ボクシング界の第一線から身を引いたのであった。
プロの世界に挑戦する村田選手の心意気は素晴らしい。
夢はつながり、新たな歴史を作ることが出来るのか。
本当に楽しみです!
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