11月24日ヤケスラフ・センチェンコ(ウクライナ)にKO負けを喫し、本当の引退を表明した元WBA世界ウェルター級、IBF世界Sライト級王者リッキー・ハットン(英)が、現役時代に設立した自らのプロモーション会社「ハットンプロモーション」のアジア進出を、12月11日、香港において果たした。
ハットン社長は、地元のちびっこボクシングクラブに7万香港ドルを寄付。左は、ハットンプロのNO.2、デビッド・エバンズ。
会場の香港コンベンションセンターは、東京有明のビッグサイトのように多数のイベント会場を包括。ボクシング興行はその一会場に約2,000人の観客を集め行われた。
前座4回戦には香港在住の40歳、清水大吉(協栄→ワタナベ・日本ライセンス未更新)選手が出場。8年ぶりの試合に挑んだ。
対戦相手はこの日がデビュー戦の地元選手、 陳 善文(香港)。
1995年デビュー。
初戦で黒星を喫した清水選手は、選手活動を断念するも再開。
9年後の再デビュー戦は初回TKO負け。
3戦目でようやく白星を手に入れ引退していた。と思っていたが、驚きました!
香港コミッションの代わりに採点表記入等を担当したパトリック(豪)。
試合は気合十分の清水選手が、右ストレートを有効に使い優勢に進めた。
規定の4ラウンドを戦い、勝負は判定に。
優勢に試合を運んでいるかと思われた清水選手だが、結果は不可解な3-0判定負け。
スコアは、36ー40、37-39、37-39。
「あれは勝っていましたよ」(山田純夫氏)
すっかりビジネスマンになっていたかと思っていた清水選手。
これでまた辞められなくなった?
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