WBA世界Sフェザー級チャンピオン内山高志(ワタナベ)選手は、昨年に引き続き大みそかにリング登場。ボクシング界のオオトリを務める。王座獲得からまもなく2年。6度目の防衛戦に挑む王者には、ファンの強い期待がある。
対戦相手は、”暫定王者”ブライアン・バスケス(コスタリカ)。しかし、12月8日に行われたユーリオルキス・ガンボア(キューバ)vsマイケル・ファレナス(比)戦の勝者ガンボアが、新”暫定王者”となっている模様で、バスケスの正確な地位はわからない。
大みそか3大世界戦。協栄ジムバージョンのポスターでは、バスケスは世界1位と表記。”指名挑戦者”に留めている。
さて、WBAランキング下位にランクされていたバスケスがいきなり3位に浮上したのは、昨年8月発表のランキング。2011年のWBA恒例KOドラッグ興行は、コスタリカの首都サンホセで開催。バスケス3位は私的には、そのご祝儀かと理解している。
コスタリカの女性大統領、ラウラ・チンチラ氏に、WBA世界王者ベルトを贈呈?するヒルベルト・メンドサ会長。
内山選手が昨年大みそかに暫定王者ホルへ・ソリス(メキシコ)と王座統一戦を行う前の昨年11月3日、バスケスは4位サントス・べナビデス(ニカラグア)と、暫定王座決定戦を行って勝利。
同国のイサック・マリンが、リカルド・アルレドンド(メキシコ)の持つ世界王座挑戦に失敗して以来(1972年)の悲願を達成。バスケスがコスタリカ初の暫定”世界王者”の栄誉に輝いた。
コスタリカでは、わざわざ世界チャンピオンベルト贈呈式まで行われた。暫定王座がボクシングと地域の発展に貢献しているのかも知れませんが?。(;^_^A
私的にはバスケスは、意味のない”暫定世界王者”と解釈。
これまで29戦全勝(15KO)。しかし、昨年、暫定王座を獲得後は1試合を戦ったのみの”休養”王者状態。内山選手も、昨年から試合間隔は空きがちだが、その分一緒ならキャリアが違う。
一発の威力では断然勝る王者。左ボディで動きを止めて、中盤以降のKO防衛を期待!
ニセモノ王者を撃退しV6に成功すれば、いつスーパー王者に認定されてもおかしくない状況が出来る。
WBAの今後にも目が離せませんね。(;^_^A
12月31日 大みそかボクシングスペシャル 21時30分~ TV東京
当日券も6千円席(若干)から出るそうです。第1試合開始は15時30分予定です。
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