27日(日本時間28日)メキシコシティで行われた、メキシコ人同士のベテラン対決。元2階級制覇王者ラファエル・マルケスvs元世界Sフライ級王者クリスチャン・ミハレスの一戦は、ミハレスが9回1分58秒TKO勝ち。
空位のWBCスーパーバンタム級のシルバー王座を獲得した31歳のミハレスは歓喜の雄叫び。世界ランク上位進出を確実にした。37歳の敗者は衰えが感じられた。
同じプログラムで行われた、WBC世界フライ級1位エドガル・ソーサ(メキシコ)vs 李 明浩(大阪帝拳)の10回戦は、ソーサが僅差の判定勝ち。スコアは、95-95、96-94、96-94の2-0。両者のウェイトは共に51.7キロ。
比国でのOPBF王座挑戦から1ヶ月余りでメキシコのリングに登場した李選手は大善戦。敵地でこのスコアは実質的な勝利か?。惜しい試合でした。
トンプソン陣営。
”カンクンのボス”、ぺぺ・ゴメスプロモーターが、同日メキシコ・チェトマルで開催した興行には、WBC世界Sフェザー級1位セルヒオ・トンプソン(メキシコ)がメインで登場。ルイス・アルマンド・フアレス(亜)相手に、保持するWBCインターナショナルSフェザー級防衛戦に挑んだ。
試合は強打のトンプソンが5回2分31秒KOで初防衛に成功。これで9連続KOとなったトンプソンは、25勝(23KO)2敗。WBC同級の新王者ガマリエル・ディアス(メキシコ)への指名挑戦を狙う。
トンプソンの同僚、WBCスーパーライト級シルバー王者で、WBC世界5位にランクされるロベルト・オルティス(メキシコ)は、ヘンリー ・ カルロ ・ ロメロ・アパリシオ(メキシコ)に12回一方的な判定勝利で防衛仁成功。
スコアは120-108、119-108、120-107。26歳のオルティスは、27勝(22KO)1分無敗。
ゴメス氏のサポートを受ける亀田家の”最終兵器”、亀田和毅(亀田)選手は、ハビエル・フランコ(メキシコ)相手の10回戦に出場。21勝(10KO)9敗1分(3月、ロッキー・フェンエスに6回TKO負け)のメキシカンを、5回TKOで破り順当な白星を飾っている。
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