WBC世界ミドル級挑戦者決定戦。同級1位セバスチャン・ヘイランド(亜)vs同級2位ジャモール・チャーロ(米)。29日(日本時間30日)、米・ニューヨーク州ブルックリン、バークレイズ・センター。
IBF世界スーパーウェルター級王座を返上して階級を上げて来たチャーロは、25戦全勝(19KO)。
対するヘイランドは、29勝(16KO)4敗2分。
試合は初回からチャーロがシャープな左ジャブ、フックをヘイランドに決め力の違いを見せる。右ストレート、アッパーも的確に世界1位の顔面を捕らえ、2回には早くもカウントを聞かせた。
第4ラウンド。チャーロの左フックで、ヘイランドはキャンバスへ横転。
立ち上がったものの足元がおぼつかないヘイランドは、ヨロヨロと後退。ベンジー・エステベスJr(米)主審は、すかさず試合をストップ。
TKOタイム。4回2分13秒。
全くのワンサイドマッチで、ヘイランドに初のKO負けを味合わせたチャーロは、9月に行われるゴロフキンvsカネロの世界ミドル級3団体統一戦勝者への、WBC指名挑戦者となった。ゴロフキン、カネロのどちらとも好試合が期待できそうです!。