29日(日本時間30日)、米・ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センター興行のメイン。WBC世界ライト級王者マイキー・ガルシア(米・139.5P)vs元4階級制覇王者エイドリアン・ブローナー(米・139.75P)は、勝者にWBC世界スーパーライト級ダイヤモンド王座が与えられる戦い。
試合開始。
足を使い距離を取りながらガルシアは、的確なブローを打ち込む。
ガルシアのパンチをブロックし、機を見て反撃するブローナーは攻防分離のボクシングに。
試合はガルシアが手数、的確なヒットでリードを広げて行った。
終盤、疲れも感じさせたガルシアだが、大きなトラブルはなく12回を無難に乗り切った。
勝者はガルシア。
公式スコアはドン・アッカーマン(米)116-112、エリック・マーリンスキー(米)117-111、スティーブ・ウェイスフェルド(米)116-112でガルシア。しかし、米メディアの中にはガルシアのフルマークとするスコアもあった。
「最高のパフォーマンスを見せることが出来たと思う」と語ったガルシアは、「私と戦う気持ちのある人は誰でも電話してください。誰とでも戦います」と自信のコメント。今後はライト級、スーパーウェルター級、そしてウェルター級までを戦場にしたい意向をあらわにしている。