ロンドン五輪ボクシング・ミドル級金メダリストの村田諒太選手は、和歌山県立体育館で国体予選に出場。成年の部ミドル級決勝で、竹迫司登(龍谷大)選手に2回56秒RSC勝ち。貫禄を示した。
しかし試合後、村田選手は秋の国体にも出場しないことを明言。「ここで一区切りと考えている。基本的に現役を続けようとは思わない」と続け、改めてプロ転向も否定。指導者になるために、海外留学する希望があるという。
オリンピック後、勤務する東洋大学に初出勤した村田選手は熱狂的歓迎に迎えられた。
「僕はやめて戻ってきた人間だから、また火がついて燃えるかもしれない。ただ少し休みたい」は、正直な気持ちだろう。
さて、村田選手のプロ転向を待望するファンの皆様から、たくさんのコメントを頂いておりますが、日本ボクシングコミッション(JBC)では新たな火種が勃発。
長年マッチメイカーとして活躍する 林 隆治氏が 林 有厚コミッショナーに、秋山弘志専務理事や森田健本部事務局長ら計4人の更迭を求める要望書を提出(24日付)したことが発表された。
林隆治氏。
『JBCでは4月、出血した選手を試合終了直後にドクターに受診させずにしばらく放置。計量でも選手の体重の記録を怠り、後になって事実と違う体重を公式記録とするミスが度々発生しているという』
林氏は、「現状を憂慮するジム会長も多く、今後は同調を求める署名も集めて行く」とし、「競技の根幹が揺らいでおり、ボクシングがスポーツとして成立するかも危うい」ことを強調。
また13日付でJBCからマッチメーカーライセンスの無期限停止処分を受けたことも明かし、処分に妥当性はないとしてJBCに異議の申し立てを行っている。
採点基準のあいまいさは、「もう仕方ないだろ」とあきらめの声は多々聞いておりますが、さらに管理体制までが危ういとは・・・。
「米国なんかはコミッションは政府の管理ですからね」
「だからWBAが変な事やってると政府が出てきますよ」
奇しくも昨夜、そんな話しをしていたばかりでした。1日も早く、良い方向に向かってほしいと願います。
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