WBA世界ミニマム級王者でLフライ級転向を表明している、WBC世界Lフライ級1位井岡一翔(井岡)選手の標的、WBC世界同級王者コンパヤック・ポープラムック(タイ)の2度目の防衛戦は、前王者アドリアン・エルナンデス(メキシコ)とのリターンマッチ。
コンパヤック。
試合はオプション契約がものをいい、10月6日(現地時間)メキシコ・トルーカで開催される。
前戦は激しい打撃戦を繰り広げた挙句、コンパヤックの強打が王者を捕らえ10回KOで王座交代。
しかし、タイ・リングの屋外決戦はたぶんにコンパヤック有利なコンディションであったように見え、エルナンデスが地元で万全の体制を整えてくるようだと、王座返り咲きもありえる。
エルナンデスvsコンパヤックⅠ。
このクラスの最後の指名試合は2011年4月30日、エルナンデスがヒルベルト・ケブ・バース(メキシコ)から王座を奪取した試合。だが、試合内容が見直され昨年のWBC総会でケブ・バースがエルナンデスvsコンパヤック戦勝者への指名挑戦権を得ていた。
しかし、ケブ・バースは再起戦で伏兵マリオ・ロドリゲス(メキシコ)に、よもやの5回KO負けで挑戦権はフイ。勝ったロドリゲスは、9月1日IBF世界ミニマム級王者ニコシナシ・ジョイ(南ア)への挑戦が決まっている。
1階級下のWBA王座保持者を1位にランクしたWBCだけに、コンパヤックvsエルナンデス戦勝者と井岡選手の対戦となるのではと見ますが。
さて、強すぎるLフライ級王者。WBA正規タイトルを保持するローマン・ゴンサレス(ニカラグア)は、9月29日に防衛戦を予定しているが、まだハッキリ挑戦者が定まらない。
ゴンサレスvs井岡。こちらが先になることもあるんでしょうかねェ。(^-^)/
立派な王者ゴンサレスがいるのにアルベルト・ローゼルを暫定世界王者として認知。ローゼルの地元ペルーでは、「史上初の世界チャンピオン」とお祭り騒ぎ。それをWBAホームページ でも大宣伝。
これは地域のボクシング発展ではなく、看板を利用した単なる『欺き』。茶番です。そのからくりがボクシングに詳しくない人々に知られ渡ったときが怖い。
とにかくLフライ級の井岡選手、楽しみですね!
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