WBA世界ミドル級王座決定戦。同級2位、ロンドン五輪金メダリストの村田諒太(帝拳)選手が、同級1位ハッサン・ヌダム・ヌジカム(仏)と対戦。1964年の東京五輪バンタム級で金メダルを獲得している桜井孝雄(三迫)選手以来、金メダリストの世界戦は約半世紀ぶり。5月20日、東京・有明コロシアム。
ヌジカムは豊富なキャリアを持つ、元WBO世界同級王者。
WBA立会人はフリオ・タイム(パナマ)。WBAメンドサJr会長の秘書的存在。
ホルヘ・リナレス(帝拳)選手と、WBAメンドサ・ファミリー。
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村田選手の右がカウンターで炸裂。ヌジカムは前のめりにバッタリと倒れた。
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リングサイドでは、森喜朗元首相(左から2番目)も観戦。
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12回終了。勝者はヌジカム。
公式スコアカード。ラウル・カイズSr(米)は117-110で村田選手。しかし、グスタボ・パディーヤ(パナマ)116-111、ヒューバート・アール(カナダ)115-112で、ヌジカムの手があがった。
喜びの新王者ヌジカム。左はセバスチャン・アカリエス・プロモーター。しかし、試合直後にWBAメンドサJr会長が自らこの試合の判定を批判し謝罪。その後、正式に再戦が承認され、ヌジカムの勝ちとスコアしたグスタボ・パディーヤ(パナマ)、ヒューバート・アール(カナダ)のジャッジ2人には、6ケ月間の資格停止処分が下された。
再起の意向を明らかにした村田選手の悲願達成を期待!。
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