WBC、WBO世界スーパーライト級王者テレンス・クロフォード(米)のトップランクと、IBF、WBA世界同級スーパー王者ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)をサポートするエディ・ハーンは、両選手による王座統一戦を8月の米国開催を目指して交渉を重ねており、実現の可能性が高くなっている。
障害となるのはIBFがインドンゴに義務付けている同級1位セルゲイ・リピネッツ(ロシア)=12戦全勝(10KO)=との指名戦だが、IBFは特別承認を求める王者側の希望を却下する方向。
リピネッツ陣営は早期の世界戦出場を望んでおり、王座決定戦の相手として早くから同級4位モーリス・フーカー(米)=22勝(16KO)無敗3分=を選定。先月になってフーカーは6月10日(日本時間11日)に米・アイオワ州スローンで、保持するWBO同級北米王座の防衛戦が決まったが、今日になって負傷を理由にこれをキャンセル。
おそらくは、IBFのインドンゴの正式な王座剥奪を待って、リピネッツvsフーカーによる王座決定戦が用意されることになると思われる。同級3位(2位は空位)には近藤明広(一力)選手がランクされており、新王者への挑戦権が与えられることになるだろう。今後の展開に注目。
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