20日のWBA世界ミドル級王座決定戦で不可解な判定負けで、王座奪取を逃した村田諒太(帝拳)選手擁する、帝拳ジムの本田明彦会長は、ハッサン・ヌダム・ヌジカム(仏)の勝ちとスコアしたジャッジを、WBAが処分しなければ再戦には応じない考えを明らかにした。
世界王座を承認、統括するWBAのトップ。ヒルベルト・メンドサ・ジュニア会長が、試合直後に自らの採点表を公開し、不可解な判定に対する謝罪の意を示すという異常事態となっていたが、「処分が出ないなら、再戦は選択肢の1つにも入らない」という本田会長の意思表示を受けて、メンドサJr会長がどんな処分を下すのか、大いに注目されることになった。
116-111というWBAのトップと真逆のスコアでヌジカムを支持したパナマのグスタボ・パディーヤ氏は、WBA世界ランキング委員会の副会長も務める、いわばメンドサJr会長の側近中の側近といえる立場にある。
右端がパディーヤ氏。
JBCからの正式な抗議、本田会長の強気な態度を受けて、何らかの処分を下さねば恰好が付かなくなったメンドサJr会長だが、その使用者責任に付いては全く気付いていないという声が、海外のファン、関係者からも聞こえて来ている。
さて、どのような処分が下されるのか、大いに注目です。30日、22時~”村田諒太・緊急出演!” NHK総合・「クローズアップ現代+」
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