20日に行われたWBC世界ライトフライ級タイトルマッチで、 拳 四朗(BMB)選手に12回判定負けで王座を追われた前王者ガニガン・ロペス(メキシコ)が、判定を不服としてWBCに提訴。ダイレクト・リマッチを要求。
この試合はジャック・ウッドバーン(カナダ)が114-114としたものの、アラン・クレブス(米)と、マウロ・ディ・フィオーレ(伊・米在住)が115-113で拳四朗選手を支持。新王者の誕生となったが、ロペスは「2ポイント、私が勝っていた。判定には納得できない」として、WBC本部へ乗り込んだ。
このクラスには同級1位でオプションを持つ元王者ペドロ・ゲバラ(メキシコ)がおり、新王者の初防衛戦は9月にゲバラとの指名戦が既定路線で、ロペスは再戦契約により12月にもリマッチが出来る状況にあるが、直接の再戦を訴えている。WBCの裁定に注目。