プエルトリコ人初の4階級制覇王者ミゲール・コットの次戦は、亀海喜寛(帝拳)選手と戦うことが本決まり。試合は当初予定されていた6月24日(日本時間25日)から7月にずれ込むが、コット陣営のブライアン・ペリッツは「何の問題もない」とし、間もなく正式発表される模様。
WBO世界スーパーウェルター級最新ランキングは王者にサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)。1位にコット、そして亀海選手はコット戦内定の影響か、前回の12位から5位へと大きくランクアップ。
コットvs亀海は、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の持つ統一世界ミドル級王座への挑戦が決定したカネロの後継王者を決める試合となると思われる。
4月8日(日本時間9日)に英・マンチェスターで開催された同級暫定王座決定戦は、同級2位リーアム・ウィリアムズ(英)と、前王者の同級4位リーアム・スミス(英)が戦いスミスが9回終了TKO勝ちしたが、前日計量で1.9ポンド(約860グラム)オーバーで計量失格している為、暫定王座は空位のまま。
敗れたウィリアムスは新しいランキングで2位に据え置かれ、スミスはミドル級に転向し8位にランクされた。この辺りはタパロスvs大森とダブり、同じTKO負けながらウィリアムスのランクは据え置かれ、大森選手はランク外というのは納得できるものではない。
とにかく2位に据え置かれたウィリアムスは、先の試合で負った右目上の傷の完治を待って、コットvs亀海の勝者へ挑戦することになるだろう。正式発表が待たれます。
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