WBO世界ヘビー級タイトルマッチ。王者ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)に、同級14位ラズバン・コジャヌ(ルーマニア)が挑戦。3日、ニュージーランド・マヌカウ、ボーダフォン・イベンツ・センター。
22戦全勝(18KO)の王者パーカーは、これが初防衛戦。
この日パーカーに挑戦することが決まっていた同級1位ヒューイ・フューリー(英)が急遽出場を辞退。代わりに選ばれたコジャヌは、16勝(9KO)2敗。元々はパーカーのスパーリングパートナーを務めていた。
試合開始。地元ファンの期待はKO防衛。計量時に、両肩と両肘を痛めていると告白した王者が果たしてどんなボクシングを見せるのか。
立ち上がりから王者がポイント先行。4回には頭を低く持って行く挑戦者は減点を取られた。
試合は今一つ盛り上がりに欠けたまま終盤戦へ。
11ラウンドにはコジャヌが反撃。
12ラウンド終了。パーカーの手が挙げられた。
勝者は「海外で試合をしたい!」と、ビッグマッチを希望。
スコアはダンレックス・タプダサン(比)117-110、ジェラルド・マルティネス(プエルトリコ)117-110、ディオン・ドワート(南ア)119-108。
他団体王者との王座統一戦を希望するパーカーだが、「彼は最も弱いタイトルホルダーだろう」と酷評する向きも。ピリッとしない試合内容に地元の評価も厳しかった。
フューリーのプロモーター、フランク・ウォーレンは、「ヒューイが怪我さえしなかったら、我々はニュージーランドから王座を持ち帰っていただろう」と、早々tweet。次戦の動向に注目。
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