WBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)と、元2階級制覇王者オルランド・サリド(メキシコ)の再戦は、来年3月25日(現地時間)に、米・ラスベガスかロサンゼルスで開催されることで合意に達したと伝えられていたが、ここに来てどうやら破談に。
昨夏の交渉では、ロマチェンコ陣営が50万ドルのオファー出しながら合意に達していなかったが、今回も「サリドの要求する法外なファイトマネーを用意したのに、結局戦わない」とボブ・アラムは怒りを隠さない。
サリドのショーン・ギボンズ・マネジャーも、ロマチェンコ陣営との交渉は「合意に達していたと思っていたが・・・」と、ここに来てトーンダウン。どうやら1月28日(日本時間29日)に開催される、フランシスコ・バルガス(メキシコ)vsミゲル・ベルチェル(メキシコ)の、WBC世界同級タイトル戦の結果を見極めた上で、次の方向性を決める腹積もりだ。
既にロマチェンコは別の相手を物色中で、両者の今春の対戦はなさそう。今後のビジネス・シーンに注目。