WBO世界ライトフライ級王座決定戦。同級1位モイセス・フェンテス(メキシコ)vs同級2位田中恒成(畑中)。12月31日、岐阜メモリアルセンターで愛ドーム。田中選手は井上尚弥(大橋)選手に並ぶ8戦目での2階級制覇を狙う。
元WBO世界ミニマム級及びライトフライ級暫定王者のフェンテス。
試合開始。
左右自在なフットワークを使い、速いコンビネーションを繰り出す田中選手は好調な立ち上がり。
試合の主導権は完全に田中選手が握った。
第5ラウンド、フェンテスをロープ際に追い込んだ田中選手は一気のラッシュ。
懸命にこらえていたフェンテスだが、根負けしたようにキャンバスへ崩れ落ちた。
ここで試合はストップ。TKOタイム5回1分52秒。
圧倒的強さを見せつけて2階級制覇に成功した田中選手は、8戦全勝(5KO)無敗。今後は、IBF世界同級王者八重樫 東 (大橋)選手、WBA世界同級王者田口良一(ワタナベ)選手らとの、王座統一戦を希望。
「やりたいという思いしかない」と意欲を示す新王者の今後に期待!。