米・スポーツ専門チャンネルESPNが選ぶ年間最優秀選手に、WBA世界フェザー級スーパー王者カール・フランプトン(英)が選出された。北アイルランドのベルファストで育ったフランプトンが、家から僅か2分の距離にあったボクシングジムに通うようになったのは7歳の頃。
以来、ボクシングにのめり込んだフランプトンは、100戦以上のアマ経験の後、2009年6月にプロ転向。2階級制覇王者は、これまで23戦全勝(14KO)無敗。元世界王者バリー・マクギガン(英)のサイクロン・プロモーション所属で、トレーナーはバリーの息子シェーン。
1月28日(現地時間)に、初めて米・ラスベガスのリングに登場するフランプトンは、前王者レオ・サンタクルス(メキシコ)との再戦に挑むが、「絶対に負けない」と自信満々。2017年度の更なる飛躍を誓っている。
他にノミネートされていたMVP候補。ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、テレンス・クロフォード(米)、マニー・パッキャオ(比)、ジョー・スミスJr(米)、アンドレ・ウォード(米)、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)。