30日に東京・有明コロシアムで開催される、WBO世界スーパーフライ級、IBF世界ライトフライ級のダブル世界戦興行の調印式が28日、都内のホテルで行われた。WBO戦はチャンピオン井上尚弥(大橋)選手に、元WBA王者の河野公平(ワタナベ)選手が挑戦。
左からイストバン・コバチ(ハンガリー)WBO立会人、JBC浦谷統括本部長、ベン・ケイルティー(豪)IBF立会人。
WBO戦ジャッジ。左から島川 威 氏、ゾルタン・エインディ(ハンガリー)、中村勝彦氏。
「今年の2試合の自己評価はいまいち。年末に納得いくシメを皆さんに見せたい」
「番狂わせを狙います」
IBF世界ライトフライ級戦は、チャンピオン八重樫 東 (大橋)選手に、ミニマム級8位サマートレック・ゴーキャットジム(タイ)が挑戦。
「けがからの回復とコンディション完調化に全力を尽くしてきた。明後日は八重樫らしい試合を目指します」
「井上戦の敗戦から自分の欠点を補強することに全力を尽くしてきた。その成果を見せて、タイトルをタイに持ち帰る」
アンダーカードには、ロンドン五輪メダリストコンビの村田諒太(帝拳)選手と、清水 聡 (大橋)選手も出場。
WBO世界ミドル級3位の村田選手は、ブルーノ・サンドバル(メキシコ)と対戦。「(具現化しつつある世界戦に関し)とにかく今回の試合に勝たないことには何も進まないので、この一戦に集中して何としてでも勝つ」
プロ2戦目となる清水選手は、カルロ・デメシーリョ(比)と対戦。「村田とプロ入り2戦目で同カードでできるなんて思ってもいなかった。非常に懐かしい。試合の方は、決して侮れない相手。自分の長所を活かして有利に進めたい」
「ボクシングフェス2016~井上尚弥&八重樫東ダブル世界戦&村田諒太世界前哨戦~」は、12月30日(金) 18:00~20:54 (延長あり)、フジテレビで放送。
楽しみですね!。