長谷川穂積(真正)選手の返上したWBC世界スーパーバンタム級王座は、同級1位レイ・バルガス(メキシコ)vs同級2位ギャビン・マクドネル(英)で決められ、3位ウーゴ・ルイス(メキシコ)vs4位フリオ・セハ(メキシコ)戦勝者が最初の指名挑戦者。そして、次の指名挑戦者を決める戦いとして、6位アンセルモ・モレノ(パナマ)と、7位ノニト・ドネア(比)戦が指令されている。
王座決定戦でチャンピオンとなった者は、二つの指名戦を義務付けられるWBCルールに従ったもので、現在5位にランクされるスコット・クイッグ(英)はフェザー級転向で除外。
ただし、前WBO世界同級王者のドネアは、王座を追われたジェシー・マグダレノ(米)との再戦を希望しており、モレノ戦に舵を取る可能性は少なそうで、そうなると8位ディエゴ・デラホーヤ(メキシコ)、9位久保 隼 (真正)選手の順番で、モレノと挑戦権を争うことになる。
フライ級は1位ナワポーン・ソールンビサイ(タイ)と、2位ファン・エルナンデス(メキシコ)の間で王座決定戦が開催されるが、勝者は初防衛戦で3位比嘉大吾(白井・具志堅)選手の挑戦を受ける事が義務付けられた。
そして、4位のオスカル・カントゥ(メキシコ)と、9位のシルバー王者モハマド・ワシーム(パキスタン)が、次の指名挑戦権を争い対戦する。
デビュー以来11連続KO勝利を続ける比嘉選手の世界挑戦。楽しみですね!。