WBO世界スーパーウェルター級王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)擁するゴールデン・ボーイ・プロモーションのエリック・ゴメス氏は、フリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)との対戦交渉を進めていることを明言。対戦ウェイトが折り合えば、来年5月に試合は実現すると言う。
12月10日(日本時間11日)に1年5ヶ月ぶりのリングで、ドミニク・ブリッジ(独)に10回判定勝ちしたチャベスJrのウェイトは168ポンド。もう4年以上ミドル級リミットで戦っていないチャベスJrが、一体どこまでウェイトを落とせるのか。
また、「自分はまだミドル級の選手ではない」として、WBC世界ミドル級王座を放棄。ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との対戦を回避したカネロが、ミドル級をどこまでオーバーして戦うのか。マッチメイカーでもあるゴメス氏は、来秋実現させるというゴロフキン戦へのステップだと語っているが。
G・B・P移籍への契約問題で、とにかく稼がねばならないカネロと、賞味期限は切れたのではといわれるチャベスJrの戦いは、シンコ・デ・マヨ開催にはうってつけのマッチメークではある。
今後のウェイト交渉に注目!。