WBCは世界ライト級ダイヤモンド王者ホルヘ・リナレス(帝拳)選手と、来年1月28日に行われる同級王者デシャン・ツラティカニン(モンテネグロ)と、同級2位マイキー・ガルシア(米)のタイトル戦勝者との対戦を義務付けることを決定。
リナレス選手の次戦は、前WBA世界同級正規王者アンソニー・クローラ(英)との再戦になる模様で、来年3月25日(現地時間)の英国開催を予定。この試合でクローラが勝った場合にも、ツラティカニンvsガルシア戦勝者との対戦指令を引き継ぐ事になる。
今年7月、元WBC世界フェザー級王者エリオ・ロハス(ドミニカ)を相手に、約2年半ぶりのリング復帰を果たした元2階級制覇王者ガルシアは、この試合で37万5千ドル(約4400万円)のファイトマネーを獲得。
2014年1月に行ったWBO世界スーパーフェザー級王座防衛戦では、72万5千ドル(約8600万円)の報酬を手にしており、首尾よくライト級王座を獲得し、王座統一戦線登場となると100万ドル獲得も現実的で、リナレス選手もクローラを退けガルシア戦に挑めば、それなりの報酬を得ることになる。
リナレスvsガルシア戦。実現を大いに期待したいと思います。