WBO世界ライト級タイトルマッチ。王者テリー・フラナガン(英)vs同級13位オルランド・クルス(プエルトリコ)。26日(現地時間)、英・カーディフ、モーターポイント・アリーナ。フラナガンは、4度目の防衛戦。
ゲイカミングアウトの挑戦者クルス。
試合開始。
サウスポー同士の一戦は、フラナガンが身長、リーチの差を活かした距離を取るボクシングでペースをつかんで行く。
第8ラウンド開始直後、王者の左で挑戦者ダウン。
再開後、フラナガンはすかさず追撃。クルスは再びキャナンバスへ。
立ち上がったクルスだが、戦意を示さず試合はストップ。TKOタイム8回43秒。
フランク・ウォーレン・プロモーターの祝福を受ける王者。
WBO立会人は、元五輪金メダリストで、元世界王者のイストバン・コバチ(ハンガリー)。
4度目の防衛に成功したフラナガン(27歳)、32戦全勝(13KO)無敗。
試合直後フラナガンは、予定されるWBA世界同級正規王者ホルヘ・リナレス(帝拳)選手と、前王者アンソニー・クローラ(英)再戦の勝者との王座統一戦を希望。しかし、WBO世界同級1位フェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)との指名戦もあり、今後の動向に注目。